カテゴリ: Jakarta EE 更新日: 2026/01/02

Jakarta EE JSPにおけるJSTLとEL式の組み合わせ活用法を初心者向けに完全解説

Jakarta EE JSPにおけるJSTLとEL式の組み合わせ活用法
Jakarta EE JSPにおけるJSTLとEL式の組み合わせ活用法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Jakarta EEのJSPで、${} みたいな書き方と JSTL タグを一緒に使っているのを見たんですが、どういう仕組みなんですか?」

先生

「それは EL式と JSTL を組み合わせて、画面表示を分かりやすくしているんです。」

生徒

「JSTLだけ、ELだけではだめなんでしょうか?」

先生

「両方を組み合わせることで、JSPを表示専用としてきれいに書けるようになります。」

1. Jakarta EE JSPにおけるJSTLとELの役割

1. Jakarta EE JSPにおけるJSTLとELの役割
1. Jakarta EE JSPにおけるJSTLとELの役割

Jakarta EEのJSPでは、画面表示を担当するための仕組みとしてJSTLとELが用意されています。 JSTLは条件分岐やループ、変数操作などの制御を担当し、ELは値を簡単に参照するための記法です。 それぞれ単体でも使えますが、組み合わせることでJSPがより読みやすくなります。 初心者にとっては、Javaコードを書かずに画面を制御できる点が大きな魅力です。

2. EL式とは何か

2. EL式とは何か
2. EL式とは何か

EL式は、${} という記法で値を参照するための仕組みです。 リクエストやセッションに保存された値を簡単に取得でき、JSP内にJavaコードを書く必要がありません。 JSPのHTML構造を壊さずに値を埋め込めるため、可読性が大きく向上します。 Jakarta EE JSP開発では、値の表示には基本的にELを使うのが一般的です。

3. JSTLとELを使うための基本設定

3. JSTLとELを使うための基本設定
3. JSTLとELを使うための基本設定

JSTLとELを組み合わせて使うには、JSPファイルの先頭でJSTLコアタグライブラリを宣言します。 この宣言によって、JSTLタグとEL式の両方が利用可能になります。 JSTLを使うJSPでは、必ず最初に設定しておきましょう。


<%@ taglib prefix="c" uri="jakarta.tags.core" %>

4. Servletから値を渡してELで表示する基本

4. Servletから値を渡してELで表示する基本
4. Servletから値を渡してELで表示する基本

JSTLとELを組み合わせる前に、ServletからJSPへ値を渡す流れを理解することが重要です。 Servlet側で値を設定し、JSP側ではELを使って表示します。 この役割分担によって、JSPは表示に集中できるようになります。


request.setAttribute("message", "JSTLとELの基本");
request.getRequestDispatcher("/view.jsp").forward(request, response);

<p>${message}</p>

5. JSTLとELを組み合わせた条件分岐

5. JSTLとELを組み合わせた条件分岐
5. JSTLとELを組み合わせた条件分岐

JSTLの条件分岐タグでは、EL式を使って条件を指定します。 Javaのif文を書く代わりに、ELで値を評価し、その結果によって表示を切り替えます。 これにより、JSPがHTMLに近い形を保ったまま動的な制御が可能になります。


<c:if test="${not empty message}">
    <p>${message}</p>
</c:if>

6. JSTLとELを組み合わせたループ処理

6. JSTLとELを組み合わせたループ処理
6. JSTLとELを組み合わせたループ処理

一覧表示などのループ処理でも、ELは重要な役割を果たします。 JSTLのループタグで繰り返し処理を行い、ELで現在の要素を参照します。 Javaのfor文と比べて、画面構造が直感的に理解しやすくなります。


List<String> items = new ArrayList<>();
items.add("Apple");
items.add("Banana");
items.add("Orange");

request.setAttribute("itemList", items);
request.getRequestDispatcher("/list.jsp").forward(request, response);

<c:forEach var="item" items="${itemList}">
    <p>${item}</p>
</c:forEach>

7. csetとELを組み合わせた値の再利用

7. csetとELを組み合わせた値の再利用
7. csetとELを組み合わせた値の再利用

JSTLのc:setタグとELを組み合わせることで、画面内で使う値をまとめて管理できます。 例えば、画面タイトルや表示用メッセージを一度設定し、複数箇所で使うことが可能です。 これにより、修正時の手間を減らすことができます。


<c:set var="title" value="JSTLとELの活用例" />
<h2>${title}</h2>
<p>${title} を学習中です</p>

8. JSTLとELを使う際の設計上の注意点

8. JSTLとELを使う際の設計上の注意点
8. JSTLとELを使う際の設計上の注意点

JSTLとELは非常に便利ですが、JSP内で複雑な処理を行うためのものではありません。 データの加工や複雑な判定はServlet側で行い、JSPでは結果を表示するだけにします。 表示に関する最低限の制御だけをJSTLとELで行うことが、保守性の高い設計につながります。

9. 初心者がJSTLとELの組み合わせを学ぶメリット

9. 初心者がJSTLとELの組み合わせを学ぶメリット
9. 初心者がJSTLとELの組み合わせを学ぶメリット

JSTLとELを組み合わせて使えるようになると、JSP開発の理解が一段深まります。 Javaコードを書かずに画面を制御できるため、HTMLとロジックの分離が自然に身につきます。 この考え方は、後のJakarta EE学習や実務開発でもそのまま活かせます。 JSTLとELの連携は、JSP開発における重要な基礎技術です。

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