カテゴリ: Jakarta EE 更新日: 2026/02/05

JakartaEE JSPファイルの基本構造を完全解説!初心者でもわかるディレクティブとスクリプトレット

Jakarta EE JSPファイルの基本構造(ディレクティブ・スクリプトレット)
Jakarta EE JSPファイルの基本構造(ディレクティブ・スクリプトレット)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、JakartaEEのJSPファイルってどういう構造になっているんですか?」

先生

「JSPファイルには大きく分けてディレクティブとスクリプトレットという要素があり、それぞれ役割が異なります。」

生徒

「ディレクティブとスクリプトレットって聞いたことはあるんですが、実際には何をするものなんですか?」

先生

「それでは、JSPファイルの基本構造をわかりやすく説明していきましょう。」

1. JSPファイルの基本構造とは?

1. JSPファイルの基本構造とは?
1. JSPファイルの基本構造とは?

JakartaEEのJSPファイルは、通常のHTMLファイルにサーバーサイドの処理を追加できる仕組みを持っています。JSPの拡張子は.jspで、サーバーに配置すると自動的にサーブレットへ変換されます。JSPはHTMLコードとJavaコードを混在させることができるため、画面表示とロジックを簡単に組み合わせられるのが特徴です。

基本的なJSPファイルの中には、HTML部分に加えて、ディレクティブやスクリプトレットが含まれます。これらを理解することが、JSPを正しく扱う第一歩となります。

2. ディレクティブ(Directive)とは?

2. ディレクティブ(Directive)とは?
2. ディレクティブ(Directive)とは?

ディレクティブは、JSP全体の設定を指定するための仕組みです。ページ全体に影響を与えるもので、コンパイル時にJSPコンテナへ指示を出します。最も代表的なのは<%@ page %>ディレクティブです。

例えば、文字コードやインポートするクラスを設定する場合に使います。


<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" language="java" %>
<%@ page import="java.util.Date" %>

このように書くことで、文字コードをUTF-8に設定したり、JavaのDateクラスを利用できるようにしたりできます。JSPを使ったWebアプリケーションでは、ページディレクティブを必ず目にすることになるでしょう。

3. スクリプトレット(Scriptlet)とは?

3. スクリプトレット(Scriptlet)とは?
3. スクリプトレット(Scriptlet)とは?

スクリプトレットは、JSPの中で直接Javaコードを書ける仕組みです。書き方は<% ... %>の中にJavaコードを記述します。例えば現在の日付を表示するコードは次のようになります。


<html>
<head><title>スクリプトレットの例</title></head>
<body>
    <h1>今日の日付</h1>
    <%
        java.util.Date now = new java.util.Date();
        out.println("現在の日時は: " + now);
    %>
</body>
</html>

このようにスクリプトレットを使うと、Javaコードで処理した結果を直接ページに出力できます。ただし、スクリプトレットを多用するとHTMLとJavaが混ざりすぎて読みづらくなるため、基本的な使い方だけを覚えておきましょう。

4. 宣言(Declaration)との違い

4. 宣言(Declaration)との違い
4. 宣言(Declaration)との違い

JSPではスクリプトレットに似た書き方で宣言を行うこともできます。宣言は<%! ... %>を使い、クラスレベルで変数やメソッドを定義します。


<%! 
    private int count = 0;
    public String message() {
        return "アクセス数: " + (++count);
    }
%>
<html>
<body>
    <p><%= message() %></p>
</body>
</html>

このように宣言を使えば、JSP内にメソッドを定義して再利用することもできます。ただし、構造が複雑になるため、初心者はまずスクリプトレットとディレクティブを優先的に理解すると良いでしょう。

5. JSPファイルの基本構造まとめポイント

5. JSPファイルの基本構造まとめポイント
5. JSPファイルの基本構造まとめポイント
  • JSPはHTMLにJavaコードを埋め込めるファイル形式で、サーブレットに変換される。
  • ディレクティブはJSP全体の設定を指定し、文字コードやクラスのインポートを管理する。
  • スクリプトレットは<% ... %>で囲み、Javaコードを直接書ける仕組み。
  • 宣言を使えばJSP内で変数やメソッドを定義できるが、使いすぎると可読性が下がる。

こうした基本構造を理解すれば、JakartaEEのJSPを使った動的なWebページ作成がぐっと身近になります。特に、初心者にとっては「ディレクティブ=設定」「スクリプトレット=処理」と整理すると分かりやすいでしょう。

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

JakartaEEのJSP(JavaServer Pages)とは一体どのような仕組みのファイルなのですか?

JakartaEEにおけるJSP(JavaServer Pages)は、一見すると普通のHTMLファイルのように見えますが、その中にJavaのプログラムコードを埋め込んでサーバーサイドで実行できる特殊なファイル形式です。拡張子はドットジェイエスピーとなっており、Webサーバー上で実行されると自動的にサーブレットというJavaプログラムへ変換されます。これにより、静的なHTMLだけでは実現できない、ユーザーの入力やデータベースの状況に応じた動的なWebページの作成が可能になります。初心者の方は、まず「HTMLの中にJavaを書ける便利なファイル」と理解するのが良いでしょう。
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
Jakarta EE
Jakarta EEとクラウドネイティブ開発の相性とは?初心者向けにわかりやすく解説
New2
Jakarta EE
JakartaEE JSPのリクエスト属性とスコープの基本を徹底解説!初心者向け入門ガイド
New3
Play Framework
Play Frameworkのビューテストを徹底解説!Twirlテンプレートの品質を高める方法
New4
Jakarta EE
JakartaEE フィルタで認証と認可を実装する方法を初心者向けに解説!サーブレットのセキュリティ入門
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Jakarta EE
Jakarta EEとSpringの比較|どちらを選ぶべきか?初心者向けに徹底解説!
No.2
Java&Spring記事人気No2
Play Framework
Play Frameworkのビューを共通化!テンプレート間のインクルード方法を徹底解説
No.3
Java&Spring記事人気No3
Play Framework
Play Frameworkプロジェクト作成直後にやるべき初期設定ガイド!初心者でも安心
No.4
Java&Spring記事人気No4
Play Framework
Play FrameworkでCSSやJavaScriptを読み込む方法を徹底解説!静的リソースの組み込みガイド
No.5
Java&Spring記事人気No5
Play Framework
Play Frameworkで多言語対応(i18n)を徹底解説!Twirlテンプレートでの使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
Jakarta EE
Jakarta サーブレットのHttpServletRequestを徹底解説!初心者でもわかる基本操作と使い方
No.7
Java&Spring記事人気No7
Jakarta EE
Jakarta EEの標準仕様とAPI一覧を完全解説!初心者でもわかるエンタープライズJavaの基本
No.8
Java&Spring記事人気No8
Jakarta EE
Jakarta EEとJava EEアプリの互換性を完全解説!移行で困らないための基礎知識